しわあせについて

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もし、いきものに痛覚がなければ、火の中に佇んだまま、心頭滅却火自涼、と消炭になるだろう。
痒みがなければ、ノミや虱が張り付いていても、払い落とそうとしないだろう。
二酸化炭素濃度上昇により、不快な刺激が発生しなければ、息をするのも面倒になって、ニコニコと窒息死するだろう。


 で、いきものには、ふあんジェネレーターが設置されていて、常に大脳をサイナム。なんかぱちんこチェーン店みたい。苛む。満腹だったり、寝ていたり、するときに、そのふあんパルスはマスクされ、安寧を得る。あーー……ねぇ?


 その、常に発生しているふあんパルス(劣等コンプレックス@アドラー)をマスクする方法として、アルコールを飲み続ける、というのは便利だし、あと、物語・信念、そういうものを持つことも便利な方法だ。もっと便利な方法もあるけど、差障りがありそうなので書かない。


 大きな物語への帰依、のほか、小さく強い刺激を持続的に流して不安をマスクするのは快楽として有意義だし、記号化が進んだポストモダンが動物な再帰的でメタな現代、コミュニティーにキャッシュされた記号をポンと出すと、付随した情報が海馬から大脳表層に256bitで流れ込み*1、脳内を飽和させ、マスキングを完遂する。



 まあ、うぐぅうぐぅと涙を流すだけでは儲からないので、そこの問題か。

*1:医学的に不適切な表現