「政府が保護しなかったから、ゲームアニメは成長した論」

http://furukawablog.spaces.live.com/Blog/cns!156823E649BD3714!9442.entry

 政府が保護しなかったから、ゲームアニメは成長した、という話は昔から耳にした。でも、あんまり実感は湧かなかった。「保護しなくても成長するなら、保護すればもっと成長したんじゃね?」
 ただ、最近、なんとなく分かる気もする。
 いま話題の、シンタロー銀行なんかがいい例か。
 もし、シンタロー銀行がなければ、「ダメな企業・ダメな経営者」はつぶれ、もしかすると、「ヨイ企業、ヨイ経営者」が伸びるかもしれない。が、シンタロー銀行は、おそらく、経営能力や技術ではなくて、政治力に応じた資金投資をしていた筈だ。つまり、おそらく、国がゲームを保護していたら、「おもしろいゲームを開発する(かもしれない)企業・人材」ではなくて、「国に資金を出させる企業・人材」に資金を提供しただろう。簡単にいうと、ゲーム作りはそこそこだけど、政治力に欠ける人間が解雇され、ゲーム作りはダメダメだけど国からお金を引っ張れる人間が出世する。そういう状況になっていたかもしれない。そんな感じ。


 

ラノベ平原興亡記

http://d.hatena.ne.jp/FXMC/20080313/p1
 私がライトノベルの歴史を書くとしたら、「ライトノベル」というマーケット、平原を巡り、周辺国家(えすえふ、ふぁんたじー、みすてり)や土着の部族(じゅぶないる)、海の向こうの島(えろげ諸島)、が覇権を巡って戦う話になるかなぁ。書かないけど。


 で、軍隊の戦いもあれば、なんとか教団という宗教の戦いもあるわけですね。経典を1000冊読まないと入信できない、何とか教が、衰退した母国から布教にラノベ平原にやってきて、布教をめぐって争いがおきたりおきなかったりおきていたり。ラノベ平原の人って、無神教が多いからな…


 で、ダイにグルグルを語ると、ガンガンの登場の話になって、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%88%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3
ロトの紋章藤原カムイ*1、いもしない大塚某の影を感じてしまう。

機関銃を避けるために塹壕を掘れ。榴弾から身を守る為に塹壕を掘れ。手榴弾を落す穴も忘れずにな。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080310/1205159249

  • 作者は、芸術の意図で行っている。
  • 実装された行動を、芸術と解釈している人は少なからず存在する。
    • 同様の実装は、他にも例がある。
    • 但し、古典芸術のように、人口の大多数が芸術と解釈してはいない。
  • エントリーの作者は、実装にたいして不快感を覚えた。
    • 実装が、広い意味での芸術かどうかは論議中である。
    • だから、「芸術に不快感を感じる」という文章は、自己矛盾っぽいが
      • 作者は、芸術を意図して実装を行った。
      • その実装を見て、観客は喜んだ。
      • 喜ばない人間も少なからずいる。
        • この現象は、実装が「芸術でない」ことを証明するものではない
        • といって、芸術であるから、不快感を示したものが「芸術をわからない(=低級な)」人間である、ことを示すわけではない。
  • 意図と、実装と、解釈を、巧く混ぜるとたのしい話。