カレーライスの誤謬

http://d.hatena.ne.jp/coleo/20080226/1204012178
カレー、豚汁、ご飯、こういうのは、一人分つくっても、十人分つくっても、手間はたいして変わらない。
要するに、いや、俺が要する資格があるのかどうか不明だけど、
昼間つくって売ったカレーの残りを、夜間あっため直してだしていたところへ、
「夜間営業するなら、炊きたて、作りたてを出せ」
と裁判所から命令がきて、じゃあ止めます、という雰囲気。


あんまり留保留保書くと、○○業界の回し者かと書かれて、じゃあお前の書いていることは××業界のポジショントークに過ぎないという議論というかDisりあいになるので今回は止めておこう。


ともあれ、いままで、昼間、いろんな野菜やお肉でカレーをつくり、ちょっと肉の一杯はいった人や野菜ばっかりの人、にんじんが多くて困った人、はいるけれど、それなりにうまくやっていたけど、じゃあ、不公平のないように、一人一人別の鍋でカレーをつくるということにすると、きっとコスト高になると思う。


 別に、じゃあお前のカレーは肉なしの、にんじんばっかりでいいのか、という議論になるとちょっと困るけど、「配る前によくかきまぜようね」とは言えるかな。



医療費の構成という別の角度から日本の医療費をみてみると、諸外国とくらべて、特に日本が際立っているのは、薬剤費と医療機器である。別のいいかたをすると、薬品メーカーと医療機器メーカーは大もうけをしていることになる。

http://d.hatena.ne.jp/coleo/20080226/1204012178

 あと、薬屋悪者論は楽しいので良く口にするけど、日本は利益が上がらないので撤退する製薬会社もいる

略)このまま薬価の恣意(しい)的な引き下げが続けば、川上の研究拠点としてはおろか、川下にある市場としても、日本が見離される日は近いのかもしれない。完全撤退は非現実的として、セールス・フォースの縮小、すなわちMRの削減も十分に考えられるのではないか。自社製品の販売・販促を国内他社に委託するという選択肢もあるし、現にそうした方針に舵を切る外資は既に出始めている。

http://blog.cabrain.net/media/article/id/20299.html
http://d.hatena.ne.jp/hotsuma/20080205/p1

 「本当に」利益があがるなら撤退はしないだろう。で、薬剤比率が高いのは、製薬会社が儲けている(?)せいもあるが、単に薬剤費以外が安価に抑えられているのかもしれない。日本の人件費が安いからといって、じゃあ、薬価も抑えようとすると、海外メーカーが、日本では、費用がかさむが利益が上がらないと認可を求めないという予想すらできる。