Blog大戦略

# 2008年02月25日 kanose kanose 軍事 id:REV 湾岸戦争でのスマート爆弾の使用は10%以下という発表が米軍からあったそうな http://www.ne.jp/asahi/yasunao/picard/time/9802/smart.htm http://www.ne.jp/asahi/manazasi/ichi/heiwa/tennki_4_9111.htmCommentsAdd Star
# 2008年02月25日 REV REV 「90年の湾岸戦争でも、当時話題になったハイテク爆弾によるピンポイント爆撃より、じつはこの旧態依然とした無差別爆撃のほうが主流であり、かつ大きな効果をあげていたといわれる」 初耳/Thx!

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://movie.maeda-y.com/movie/01060.htm

 こういうときに、自分は知識不足だと平伏して笑いをとったほうがいいのか、細かな反論で反撃を試みるのがいいのか、微妙に悩むところ。おもあれ、リンク先を見て知識を整理できたのでkanose氏には感謝。


 まあ、引用文、「90年の湾岸戦争でも、当時話題になったハイテク爆弾によるピンポイント爆撃より、じつはこの旧態依然とした無差別爆撃のほうが主流であり、かつ大きな効果をあげていたといわれる」を見ると、ルメイ中将のように、イラク都市の区域目指して、夜間低高度焼夷弾攻撃でもやって、大きな効果を上げたのかな、と不思議に思ったということ。
 確かに、当時はJDAMのような安価な誘導兵器はなく、電話交換所、軍指令施設や戦車・対空ミサイル陣地など高価値目標にはレーザー(テレビカメラ)ガイドなスマート兵器を使って攻撃していたが、大多数の、たとえば軍の集結地、なんかはB-52の爆撃とかやっていた気がする。


あと、無差別爆撃と国際法の話で、重慶爆撃はどう扱われたのだろう。

(じゅうけいだいばくげき)とは、日中戦争最中の1938年12月より1943年8月にかけて日本軍により断続的に行われた重慶に対する戦略爆撃を指す。中国側の資料では死者は計11,800人、家屋の損壊は17,600棟となっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%85%B6%E7%88%86%E6%92%83

ちょっと追記

 戦線の向こうの人員を死に至らしめる行為は、そこそこ正当化しうるが、武装解除して管理下においた人員を殺害することは、20世紀後半の西洋の価値観だと許容範囲外であり、たぶん世界的に不当とされるだろう。そういう話かな。