射殺と暗殺と狙撃

 普通の軍事行動では、敵軍の無力化というか、企図を挫くことを目的とする。死ぬのは結果だ。いや、お互い氏ね氏ねと言いながら、倒れた敵兵に銃弾を打ち込んだりするけど、建前上はそう。で、戦争中であっても、特定個人の殺害を目的とする場合、暗殺と呼び、山本五十六カダフィー、フセインに試みられた。警察による犯罪者の射殺は、死が目的でなく、無力化、行動の制止を目的とし、その手段として頭部や胸部への狙撃を狙う(RR?)。


 そのへん、区別したほうが精密な議論ができて吉と思うのだけどね。