リアルなリアリティー

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20061127#p3

俺は、人工物構築物としてのストーリーとかキャラクターを楽しんでいるのであって、人間的なリアリティだとか、現実との接点だとかを楽しんでいるのではない。それに気づくのに、無駄に時間が掛かった気がします。

だいたい、エロゲやギャルゲ(に限らないかもしれないが)の人間描写なんて、エロゲ的ギャルゲ的俗流心理学的文芸的お約束の集積、フィクションであって、読んでる側も自分の知ってるそういうフィクションに照らし合わせてリアリティやらを感じているだけで、本当の人間の内面なんてものに触れているわけではないんだから。一般法則を見出せるほどたくさんの人間の内面に触れている人間なんてそんなにいないでしょ。

 面白いルールと、面白くないルールがあるだけかと思われ。
 「現実」が、一番面白いルールだけれど、そこでキャラクターをプレイさせるには重すぎる。「スポーツ」は、一番洗練されたルールで、サッカーのオフサイドのような、直感的でないルールも、面白さを確保するのに役立っている。「SF」も、ルールが複雑になって、素人が*1

*1:以下、SFを1000冊読んでいないので自主検閲