とある医療のグラミン銀行ルール。

http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2006/10/3_2.html

医療資本が足りない。

本当はそれなりに足りているのだけれど、一部の人がいっぱい使うから、結局足りない。

* タクシーがわりに、飲み屋に救急車を呼びつける酔っ払い
* 「待たなくて済む」という理由だけで夜中にくる、救急外来の常連さん
* 入院費を踏み倒すことが分かっていても、入院を要求するアル中の人
* 親の介護が面倒という理由だけで、2年もの間急性期病棟のベッドを独占させた、某国会議員

あるいは、グラミン銀行ルール。

1. 人々は、親しい人同士、あるいは志を同じくする人どうしが5〜10人ぐらいのグループを作る
2. グループごとに、1年間に使える医療資本の上限が決まっている
3. グループ内に年に100回救急車を呼ぶ人とか、治療費が年に数千万円かかる人がいて、割当を使いきってしまうと、他の人は医療保険が使えない
4. 病気の人は、健康な人と「友達」になって、負担をシェアしないとやっていけない
5. 隣近所なんかじゃなくて、政党や宗教団体が恣意的に決めたグループでもかまわない
6. あぶれた人、あるいは上限を使いきったグループは、やはり無償医療を提供するシステムを利用する

こんな世の中が出来たら笑える。
猫猫先生は、煙草吸い同士でグループを作るのだろうか。自動車に乗らなければ、肺がんなんて怖くないのだろう。
移植賛成グループは、脳死になると臓器を取られ、移植反対グループに参加すると、臓器移植が受けられない。出産後、心臓病がみつかると、急いで友達を探すのだろうか。