向こう側

http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/11/unknownplace_3bf1.html

 向こう側に行くことが本当のことを知ることであるかあるいは本当に楽しくて面白いことであるか、そんなことは正直どうでもいい。しょせん世の中に「本当のこと」などどこにもないのだし単にこちらの世界にはでっかいぴかぴか光るガラス板だとか灰色の木くずと油の束とかが存在していてそれらが「これが本当だ」とか世の中の人間みんなに向かって日々刻々ささやいているので何となく誰もがそれを本当のことだと信じているだけのことである。