http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/11/amazone.html
一方、コンテンツ産業では、再販制度に加え、音楽CDの輸入権やiPod課金、デジタルTVのコピーワンス問題や、広くは放送権の既得権益化など、とにかく価格統制と既存企業の保護を最重視した政策が目白押しです。
書籍全文検索にも、様々な圧力がかかっているようですが、「情報を入手するための手段は、誰かによってコントロールされるべきなのか?」という点に加えて、「未来の産業の技術革新を阻害していないか?」という側面は、日本のIT産業にとって非常に重要な問題のような気がします。
デジタルTVのコピー保護、オンライン音楽、そして書籍の再販制度、と、既得権益の保護?が、日本の活力の源泉の一つ、家電産業の弱体化を招いているという話。デジタル御三家の一つ、HDDレコーダの開発で、デジタルコピーガードをどうやって迂回するかが技術の見せ所、というのが泣けてくる。280ps規制で、エンジン開発が歪んだり、NTTの参入規制でパソコン通信が規制されていた話を思い出す。