http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20051029#p2
群馬県製糸協会の会長をつとめる同製糸社長の金井朗によれば、糸をとり終わったあとのサナギは鯉のエサや製薬会社の薬品原料になるという。
「ドイツでは結核治療薬のパスの材料になっています。製糸工場の女工さんは昔から結核にかからないといわれたのもそのためです。(後略)」
いくらなんでも製糸協会の会長が言うことなのでフカシはないと思いますが、そんなことは全然知らなかったので少し調べてみました。
なんか、健康食品の論理みたいだ。
以下、色々数字が提示されているが、
・結核菌は、結構移りやすい菌だ。
傍証:現代日本で学校などでの集団感染は結構ある。彼らが過酷な労働下、栄養失調下にあることは考えづらい。
・保菌者と、発症者は同一ではない
ことを考えると、集団労働それ自体は結核感染のリスクを高めるような気はする。
製糸工場は結核感染のリスクを高めない、いや、製糸工場で働くと、結核に感染しないという立場にはどういう政治的意図があるのかは興味のあるところ。