言葉について

田中メソッド
http://tanautsu.duu.jp/honron.html
http://tanautsu.duu.jp/honron08.html

小林メソッド
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/hatsugen/kobayashi.htm

 下品さをうまく使ったやり方です。彼は、自分が嫌いな人たちを非常に不気味で気持ち悪い人間のように歪めてマンガに描きますよね。しかし彼に反対する側の人たちは、こういう人格攻撃ができるような下品さを持ち合わせていません。汚いものは強いな、という感じを受けましたね。(『リアル国家論』)

 一般的に、フィクション内で、キャラクターが局所的に"政治的に正しくない"発言をすることは不思議でもなんでもないこと。例えば、ヒトラーが仲間とナチスを立ち上げ、ドイツを戦争に、そして破滅に導いた経過を描いた創作なんて、部分部分を見れば"政治的に正しくない"会話ばっかりになるはず。ナチのプロパガンダ映画と、ナチの破滅を描いた教育的な映画と、どのへんで分かれるのか、境界線を引くのはちょっと難しいかな。

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