ミリタリーゴシック

htt://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20050826#p2

そこでふと思ったのだ。それらは、ミリオタのコスプレ(ミリコス)とは微妙にズレた美意識の領域から行われるコスプレだったのではないか、と。軍事や政治の暗部から発するカッコよさに基づいたファッションとして行われているのだろう、と。これらの制服趣味は一般に、ミリタリー趣味といっしょくたにされてきた。しかし、なんとなく純粋な軍事コスとは違うものがある領域が、昔からナチのコスプレにはあったのではないか。ある種の「タブー」に触れる感触が。

そこでふと思ったのだ。それらは、ミリオタのコスプレ(ミリコス)とは微妙にズレた美意識の領域から行われるコスプレだったのではないか、と。

YMOの写真
http://sound.jp/dbymo/Resources/propaganda006.GIF


http://www1.powerzoo.net/~exp/kousen/kousen2.html

 ところで、ドイツはアートの面でもバウハウスのような芸術・産業の融合を目指す運動が生まれた先進的お国柄。そんな風土の中、ナチスはヴィジュアル・イメージのデザイニングとそのコントロールにおいても抜群の手腕を発揮した。つまり制服・軍服・武器のデザインと儀礼・行進などの所作の様式が、他国とは比較にならないくらいの“美的完成度”を見せた。

 その美が意味するのは、帰属・規律・服従の対価として与えられる“威信の美学”なのだが、特に武装SSはその軍装のデザインで“ファン”が多く、軍装関係でも相当の書籍が出回っている。また大戦末期に各戦線に武装SSの師団が大量に投入されたため、戦記などでも人気が高い。


ナチ好みなサイト管理人の回想
htt://plaza.rakuten.co.jp/atj2nd/diary/200505310000/

 ナチスドイツ第三帝国時代の、軍部組織体系は詳しく知っている。
 だから、部隊名とか階級章や勲章とかのデザインもすぐ何かわかるのだ。
 それは、「銀河英雄伝説」にハマったとき、銀河帝国の国家としてのモデルが、第三帝国時代であることを知り、その設定の元になったという、中央公論社の「ドイツ参謀本部」(現在絶版)という本を読んだから。
 このテの本を他にも読んだので、妙に詳しくなった。


ゴシックやバロックという用語の解説:建築史
http://www.recpas.or.jp/jigyo/report_web/html_0022/hon022_035.htm


「第三の帝国」全10巻 本橋馨子
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16466
謎の秘密組織、オデッサ。どこをどう見てもナチ。