緑のアルダ 龍の島

緑のアルダ 龍の島 (コバルト文庫)

緑のアルダ 龍の島 (コバルト文庫)

 読了。
 緑のアルダも、これで10巻。アルダの旅の目的は、麒麟、じゃなくて「守護龍」を探すことで、何故探す必要があるかというと、彼女の故郷、東の半島に龍の守護がないからで、その原因はこれまで謎であった。この巻で、その謎が明かされる。
 これまで、超越者としての龍の扱いが嫌いだったが、必ずしも絶対者ではないことが判明。試練に立ち向かうアルダは感動的。さて、一山超えたこの話、どういう方向に向かうのかしら。