ネコソギラジカル上 

 読了。
 瞬間的な面白さは極上。読者(というか、自分)を、剣と魔法の世界とか、宇宙とか、暗黒歌舞伎町とか、そういう異世界につれてくるのじゃなくて、この現代を修辞にレトリックで解体し、再構築してみせる快感というか。推理小説っぽいものから、型月風能力者バトルに近づいてきたのはご愛嬌?。