読了。
イリヤ、アニメ化に際して同系統の話を出して相乗効果を狙う、と後書きに書かれていた。
各所であざといとかあざといとかあざとすぎるとか言われるようにあざとい話。
何回も転校を重ねている主人公が、離島へ「旅行」することになる。そこで、周囲から孤立している少女、春留と出会い、という話。
こういう、丁寧語をつかうけど、口がわるくて、他人を拒絶しているようで寂しがりやのキャラ、どこかで見たような。
「わたしは、そんなにつんけんしていますか?ハリネズミみたいですか?どうすれば友達ができるんですか?」
「―――いまは、そんなでもないけどさ。でも、なんか、思っていることを結構きつい言い方ですぐ口にだすから、それは」
「思っていることを、言ったら、いけないんですか?」
「―――だからさ、それは仲良くなってからにすれば?」
「その、仲良くなり方が、わからないんです。それまで口をきいたことのない人に、なんて声をかけたらいいのかわからなくて、めんちの切り合いみたいになるわけです」
あっ。
みっしーだ。