女子大生会計士の事件簿：文庫版：あとがき

　読了。読み忘れていた。
　単行本発売当時、注文が１０００部に満たなかったことは興味深い。
　それより、この本は小説じゃなくて実用書なので、人間関係や情景の描写は簡略化しています、という言い訳が面白い。「事件簿」で引っ掛かったミステリーファンや読書家に「誤配」されることを予想しているんだろう。ちなみに、自分の場合、マンガ界に遍在する、ジャンルモノ的発想のラノベだと思っていたので、なんの引っ掛かりも無く読んでいた、のだった。

＊マンガ版：「公認会計士　萌ちゃん」はこれ。全く萌えません。

女子大生会計士の事件簿 公認会計士萌ちゃん (1) ヤングジャンプコミックス

＊＊萌える公認会計士、を目指すなら、ヒロインは野乃原　結先生＠はにはに、みたいなタイプで。主人公のカッキーは、高いところの書類がとれなくて、爪先立ちになってジタバタするヒロインの後ろから、ひょいと手を伸ばしてブツを取る係になったりするわけだ。