とりあえず起床。

 なにかジャンルもの全てにいえることだけど、周辺のジャンルは、異端な作品を許容する。だもんだから、「芸術に境界などない」という意見には賛同できない。「芸術に境界は無いが、出版に境界はある」というべきか。こんなことをいう人はすくないけれど、だから、ラノベと一般小説の枠を取り払う、ことには反対。
 ただ、こういう境界を乗り越えて越境が発生する段階が一番面白いのかもしれない。一度、境界が無くなると、周辺で生まれたものは中心に吸収され、祭が終わったあとは、また静かな周辺が戻る、そんな感じかな。
ラノベに限らず、どんな分野でも、繰り返し繰り返し起こっていることなんだけどね。