ちょっと便利すぎる言葉に、こういうのがある。
既存の作品どおりだと、マンネリと思われるし、かといって、普通のヒロインでは物足りない、と、たまきんだとメディアを割られたりするわけだ。
ミステリだと、ノックスをあんまり逸脱しない方向で落とすことが期待され、アンチノックスも過ぎると本をブロークンされたりするらしい。
だいたい、よく出来たラノベは、表紙とタイトルと口絵を見れば展開が期待できるように設計されているし、意表をつこうとした作品は、おおむね酷評されたりする。SFであれば、科学オチ、ミステリであれば解決オチ、そしてラノベであればキャッキャウフフというのは、ハーレクインがあーいうオチ(読んだこと無いけど)、フランス書院があーいうオチ、みたいなものだからな。
で、こういった暗黙のお約束=コードの集合体こそが、ジャンルの正体ではないかと考えています。
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20071203/1196674554
刃牙のキャッチフレーズらしい。
「予想は裏切り、期待は裏切らない」