「ケータイ小説的。」読了。

  • 本田透氏への言及や、ACへの注釈など、そういう細かな点で好感を持った。
  • あゆ、頭文字D紡木たく、などの言及がおもしろい。
  • 頭文字D社会学、みたいなのは面白かった。
    • トヨタ・本田派で、地方が舞台のイニDと、日産・カワサキ派で、東京が舞台の湾岸MIDNIGHTの差はどこかにあるのかしら。
  • ツッパリ、ヤンキーは、日本の伝統みたいなのが好き(らしい)が、アムラーガングロは、亜米利加のストリート系の風味が入ってきている。
  • 地域コミュニティーというか、クランというかトライブというか、ヨサコイソーランのグループってあるよね。
    • 北海道だと、地区ごとにグループがあって(学校単位ではないのも)、札幌に出てくる。
  • 都会派の不良マンガ(????)として、TOKYO_TRIBEとかあったな。

不謹慎

 一回書いた気もする。
 人間、多かれ少なかれ不謹慎で、その程度を問題にしたい。
 事件現場で撮影する行動は「不謹慎」であるかもしれず、その行為はプロでもアマでも、真摯なものでもそうでなくても、行動自体は同じものだ。ただ、外部の評価、そして、個人の内部での評価は、意図や背景、そして記録し、配信したアウトプットの品質で変わってくるかもしれない。


 もひとつ。
 現場に沢山人が集まると、作業中の人や関係者の邪魔になり、視線は不快感を与える。一人一人が、たとえ真摯で社会的に有益な行動をしていたとしても、数の暴力が発生してしまうことは、はてなブックマークやネットでよく見られる風景ではある。

追記

 ブクマコメントで「俺の興味は良い興味」との記述があった。
 ある人が、他人の興味を不謹慎と思い、自分の興味はジャーナリスティックな良い興味と思っていても、そう思っているのがその人だけだったりすることもあるのが寂しいところ。

"「ナイフが元凶は心外」 秋葉原殺傷で関の刃物業界が困惑"

 県関刃物産業連合会の北村正敏会長は「ナイフはすべて悪いものというイメージをもたれかねない」と、懸念。凶器のダガーナイフが軍用、自衛用の武器であることを指摘した上で「この種の特殊なナイフの規制は仕方ないとしても、刃物全体を危険視して規制しようとするのは問題」と語る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000007-cnc-l21

 これに対し、ある警察関係者は、犯人がわざわざ福井市まで行ってナイフを入手した点に注目。「趣味性が強く、用途が限られるナイフについては、犯罪抑止のため、販売時に身分確認や住所、氏名の記録をすることを検討すべきではないか」と、話している。

 この記事のように、ナイフ全てが悪ではないが、特殊な、趣味性が強く、用途が限定されたナイフについては制限を行うべきではないか、という、それなりに理解のある報道を良く見かける。小学生から肥後の守を取り上げるような風潮にはならないといいけど。

ある会社の、ある赤字

!

あるところに会社がありました。
チンパンジーが社長なので、動物の国でしょう。
そこで、重大な問題が起きました。
赤字になったのです。


そこで、幹部たちを集めて会議を開くことになりました。
「トイレの電球がつきっぱなしだった」
「それでは、トイレから出たら電気を消すよう、徹底指導しなければならないな」
「いや、貼り紙を、もっと見やすいところに貼るべきだ」
会議は白熱します。
「そうそう。だいたい、白熱電球はエコじゃない。蛍光灯はどうだろう」
「蛍光灯は点くのが遅いじゃないか」
「では、LEDはいかがなものか」

「では、時間になったので、会議はこのへんまでにしようか」

会議では、常時点灯の白熱電球は蛍光灯型に切り替えるということで、結論が出ました。

「タクシーチケットが使用されすぎる件、中庭の工事にお金が掛かりすぎる件、管理部門に人が多すぎる件、は時間がないのでまた次の機会に検討しよう」