彼女はミサイル vol.2

 読了。
 気の強い幼馴染、ちょっと引っ込み思案なお嬢様からラブラブ両面大攻勢を受けている主人公。そこへ、クールな美少女が落ちてきた話。
 ありがちといえば超ありがちなのだが、「ネットアイドルシステム」という、前作の主軸であった設定をもとに、すこしづつ背景となる設定を明かしていく展開で飽きずに読めた。なんというか、気弱なショタ主人公がラブラブ光線を浴びて困る姿を楽しむ戦術級ラノベ、といったところ。続刊が楽しみ。なんとなく、Q-Xなイメージで読んでいた。

あけるり、プレイ進める

 だんだん、シーンごとの使いまわし加減なんかが分かるようになってきた。このシーンでは、だれだれルートとだれだれルートは通るな、と。
 で、メイド編。
 自立することは、孤立することではない話。屋根裏部屋という設定も生きていて良い。あいかわらず、自立したヒロインにおいてかれそうになって慌てる主人公。

 メインヒロインの最後となる、姉編。
 経済的自立は、一つの行動目標であって、到達目標ではない話。真の目標を主人公が探し当てるまでのココロの旅がドラマチック。これも、設定が生きていた。 

 ということで、自立したヒロインに置いていかれそうになって右往左往する主人公を生暖かい目で眺めるゲームだった。エチシーンは、ctrlで飛ばしたので評価不可能。結構エチぽかった。

"乱気流でコーヒー浴び男児大やけど、日航対応に問題"

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000307-yom-soci

 昨年9月、乱気流に巻き込まれた鹿児島発伊丹行きの日本航空機で、乗客の男児が機内サービスのホットコーヒーを浴びて大やけどを負った。

 この事故について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は30日、調査報告書を公表、乗員がけがの程度を軽く見て救急車を手配しないなど日航側の対応に問題があったと指摘した。

 パイロットについても、「気象レーダーを適切に使用していれば乱気流を避けられた」と批判。トラブル続きの日航に対し、厳しい言葉が並ぶ異例の内容となった。

日本航空の話「やけど事故を重く受け止めて再発防止措置を講じてきたが、事故調の指摘を受け、今後さらに内容を検証し、必要な対策を講じたい」

意訳すると、
「きっちりマニュアル作れコラ」
「マニュアル作ると、工程が増えて、めんどいし、責任が明確になるから、なにもしないよ。意気込みだけ見せておくね。タダだから」

科学と意味論は楽しい。

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20050930#p02
 本当の(!?)科学に意味なんかない。目的もない。意味と目的と物語なんて、LCDの向こう側にしかない。
 現象が物語に見えるとき、意思によって成された真の物語である、と主張するのがラマルクとかidで、物語に見える現象は、偶然の産物である、と主張するのが「突然変異と環境淘汰」論だ*1。人間は、物語無しに生きていけない。そこで、つい、「進化」という物語、「適応」という物語を「突然変異と環境淘汰」論に導入してしまう。この、物語を導入が、こちらも「ネ申」という物語を導入して何が悪い?と、付け入る隙になっている。

反駁可能性について
http://d.hatena.ne.jp/gachapinfan/20050930#p1

*1:自然という言葉は、なにか統合されたシステム、システムの意思を感じさせるので違う言葉を入れてみた

禁煙湾に魚群を見る

htt://d.hatena.ne.jp/amai_oyatsu/20050930/p1

「車はみんなが使って便利だから,税金を投入してもよい」という意見は転倒している.税金を使って道路を作りまくったから,その結果として車が便利になったのであって,逆ではない.道路がないところでの車は,CDプレイヤーがないCDと同じである.車を買った人(車を使う企業)から道路建設費を徴収していたら,ここまで車は一般化していなかっただろう.

 そろそろ、大漁宣言を出さないのか心配になってきた。論理については言及しない。20年後、あれは釣りだったと逃げ出さないことを希望しておく。さて、ある自由を尊ぶ国が、ファシズムを避けるため、ファシストを弾圧したとする。これは、反ファシズムファシズムとなるだろう。反ファシズムファシズムファシズムであるなら、反ファシズムファシズムファシズムが提唱されなければならない。以下続く。

2ch vs hatena

http://scott.seesaa.net/article/7485412.html

   2ch式BBSに慣れるとYahoo!掲示板は異常に使いにくい。
   たった10文字のコメント見るためにワンクリックが必要なんてアホか。

http://scott.seesaa.net/article/7338409.html

「『名無し』というハンドルですらない匿名のメリット」については
ここやここなんかで今まで散々書いてきたから置いておくとして、
2chにはもう一つメリットがある。それは


   「好みの特定分野について議論をするための、
    ある程度の人数が常に確保されている」

 特定タイトル、特定機種といったレベルになると、はてなでも弾数が足りないなまだまだ。

http://d.hatena.ne.jp/foursue/20050922#p1