知らんけど、
『知識の中で、実用より(通常)上位レベルにある知識』が教養なのだと思う。知識だけでなく哲学とか美学とかそういう領域でもあるだろう。
知らんけど。
なのでベタに言えば教養は役立たないし、役立てば教養ではない。
役立たない性質があるからこそ上流階級のシグナルに適しているわけでそのような階層では教養による選別が行われているという都市伝説はある。上位レベルでは実用になっているのなら、それは『役立たないから教養』という定義に反するのではないか?という抗議は受け付けない*1。
直接的な実用にはならないが、事柄の歴史や文化、変遷、原理といった上位知識を学ぶことは既存知識を纏め、新規知識を既存の知識に統合する上で役立つことはある。なので、スポーツでも工芸でも科学でも技術でも芸術でも学ばせるのならその分野の歴史・法制・経済・倫理 あたりは、四年間のうちで40分ずつ位は講義すべきなんじゃないカナとは思ってる。