https://anond.hatelabo.jp/20240321180603
これ、『Z世代*1とミレニアル世代*2の価値観の違い』と『前世紀と今世紀のブランド戦略の違い』の複合技だと思われる。
いわゆるブランドを『ハイブランド』と呼ぶと、前世紀から今世紀にかけてブランドは『ラグジュアリーブランド』へそのステイタスを押し上げてきた。地場資本の県庁所在地の百貨店の一角でも売ってたヴィトンは大型百貨店に大きなテナントを出店し、また大型の路面店を出店。バーバリーは三陽商会からライセンスを引き上げ、価格帯も大幅に引き上げてブランドとして進出。電器屋で売ってたMacintoshは一定のインテリアを備えたストアでのみ販売するようになった*3。SPA各社もブランド化を進行。西友の片隅で売ってた無印良品も独自のインテリアを備えた『無印良品』ショップとなった。千葉ディズニーランドも以前はゲームセンターやゴーカートなどディズニー映画と直結しないアトラクションもあったが次第に改築されていきディズニー映像作品との一体感が増していった。
価値観の方はミレニアル世代でもZ世代でもないので分からないのだが、DCブランドとか109とか裏原とか言ってたのがユニクロ、GUなどの普及品とヴィトンエルメスという「誰でも知ってる」ラグジュアリーブランドに二極化した印象がある。道路を走ってるのも国産ミニバンか、ドイツのセダンかってところで国産セダンは随分減ったしな。