不思議要素のない恋愛もの


https://togetter.com/li/1898539

いつものこれ。



ブギポ、キノ、シャナあたりはともかく、ハルヒ、そしてゼロ魔ではエロゲ的にキャラクターの類型化を進めているなあ。ギャルゲ的といえば、まぶらほなんかもそうなのかもしれないがキャラを思い出そうにも「キシャー」「キシャー」「キシャー」…しか思い出せん。


ほんで、田村くんからのとらドラ。「(現世の)ラブコメ」自体はふるくからあるが、着目されるようになったのはこのへんの流れだと思ってる。俺妹、はがない、そして俺ガイルに続くわけだな。
やや不思議なバカテス、生存も並行で。半月が電撃の「不思議要素」の縛りを打破したという話はあったが部数未確認のため表には入ってない。



 その後の解釈。劣等生を嚆矢としたなろう!のブームが起き、気宇壮大な異世界転生モノがなろう!レーベルだけでなく、一般ラノベレーベルも席巻した。レーベルオリジナルとしては、日常恋愛ものが推される傾向にあったのではないか*1。あと、ビブリアや"ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2014年8月)"のヒットでラブコメのマーケットが再認識されたのかもしれない。そしてまた、"ひげを剃る。そして女子高生を拾う。"のような、男性向け恋愛もののWeb小説も人気となった*2。「君の膵臓をたべたい」は、Wikipediaを見るとラノベ新人賞に投稿したが振るわず、なろう!掲載からの出版だという。これを見る限りだと、2013年頃はラノベレーベルはラブコメ(?)に冷淡だったということかなあ*3

*1:もう一つが戦記もの

*2:Wikipediaだと250万部。そのうち表にいれなくちゃ

*3:Wikipediaだと300万部。そのうち表にいれなくちゃ