http://d.hatena.ne.jp/sinden/20071003/1191404542
有川浩の塩の街、は、界隈での評判は高く無かった覚えがある*1。
さて、ライトノベルの定義は、そのうち、メモを纏めようとは思っている。きっと、思うだけ。
通常、制作者たる編集者が、消費者たる読者の嗜好をリサーチし、創作サイドに発注することになるので、この三つの定義はそれほど外れたものにはならない。で、どれか一つを取り上げて、他を排除する必要は、自分としては感じていない。
バナナはオヤツにはいりますか?トマトは果物ですか?スイカは野菜ですか?クジラは魚屋で売るものですか?ビーバーは聖職者が食べてもいいのですか?募金をスルーすると間接的殺人ですか?
ちょっと追記
私は、ラノベ近辺の発行部数を収集している。
何が世の中に受け入れられたか、という指標があると、無いよりは役に立つ。数字が出ることで、人間原理の陥穽から逃れる一助になるだろう。
http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/lightnovelnumbers
で、そうなると問題になるのがジャンル分け。すべてはラノベになる、とか言って、部数のみでソートすると、95%の人にとって、閲覧しにくい表になると思われる。
レーベル別でもいいのだけれど、そうすると文芸がばらけすぎるか。概ね、自分的にOKな表だけど、Dをラノベに分類しているところ、マリみてと彩雲国と陰陽師をラノベに分類しているところは、ちょっと検討の余地があるか。マリみてと彩雲国はラノベ、陰陽師やジャパネスクは少女小説に分類したほうが、男性ラノベファンの実感に近いと思われる。
*1:ここちょっと追記。私は、あまり高く評価しなかった。シーン的には、面白いものはあったが、ラスト付近が不満だった。もしかすると、ラストシーンに至るまでの、日常描写みたいなものを主体に読めば、良作と判断したのかも。