〇〇家(か)、〇〇屋、〇〇師

https://anond.hatelabo.jp/20220124195602

例えば、

画家は美術史を勉強する”べき”なのか?

建築家は有名な建築家を全員知ってなきゃいけないのか?

十分スキルを発揮してる仕事に関して、

「それを知らないのはヤバい」って言われる理由ってなんだろう


多方面Disりまくりだが、言葉の綾としてスルーしてほしい。


良く知らないけど、現代の画家っていうのはスポンサーというか顧客に対して自分の絵が現代美術においてどういう位置を占めるのか説明しないといけないらしい。もしかすると、建築家も博物館をつくるとか、都市再開発でビルを一塊つくるとかのプレゼンではモダニズムがどうとか話す必要があるかもしれない。「チミチミ、この作品、有名な△△さんに似てないかね?」って言われたとき、「ともかくワイの作品を見てくれ」っていうのと、「彼の作品はモダニズムの本流だけどワイの作品はポストモダンの反省から生まれた□□さんに代表されるシン・モダニズムの流れなんで全然違います。角度とか」っていうのとでは説得力が違うんジャマイカ? 3mmくらい。

ある程度歴史とか経緯とか勉強するのが「〇〇家(か)」には必要であり、当然、それに背を向けて「ワイは〇〇屋だから」とミクロなものに注力し、マクロなものは「〇〇家(か)」に任せるというのも一つの見識であろう。

追記

 大学の講義が一コマ90分、一日4コマで週5日あったとして、建築学科や美術学科で週に10コマ建築史や美術史を学べなんて誰も思ってはいないだろ。そりゃ、学年が上がり「ワイは建築史を専攻する!」って人は別だけど。ただ、一定の時間は建築史や美術史に割かれているような気はする。