共用の教養の強要

居住における、外国人差別の話があった。
犯人が、「同人誌を見て犯行を行った」と言っただけで、警察は訪問するは、ネットではバッシングの嵐だわ、の様子を見ると、「乱雑に使い、家賃踏み倒しても、祖国までは追ってこれないので大丈夫だと思った」って言えば一転して外国人居住不許可が絶賛の嵐になるのだろうか。


さて、飲み屋の「お通し」問題、敷金礼金問題、レストランでのワンドリンク以上義務、なんかもそうか、日本では(海外例は知らない)、「暗黙の自制、見えない負担を前提にして表面価格を抑える」風習があるのだな。
これを、明示的にすると、客の選別に成功し暗黙の了解を維持できた店に比べ、表面価格が上がったり、入店時の規約が増えたりする。また、副次効果として、「席料で300円払ったんだから、水だけで6時間居座ってもいいだろ。払ったんだから」っていう客の出現が予想されることだな。だからといって、「席料300円。1時間以上滞在する場合は追加のフードかドリンク必須」とか、どんどん規約を増やすと、



デイリーポータルに

バス停の小言がうるさい。

http://portal.nifty.com/kiji/170308198985_1.htm

みたいに書かれるわけだな。注文の多い料理店



ひとつの解決としては、誰が入居しようとも他の入居者に迷惑が掛からないよう、壁が厚く、通路が広く、ゴミ捨てステーションが整備された住宅のみ建築を許可する、って考えがあるが、「この建物、なんで部屋の広さが同じなのに、家賃が5万円も高いの?」「外国人が入居しても大丈夫なように、壁と共用スペースが厚く、管理も手厚く、保険も十分に入っているので」に、日本人が、そして外国人が入居しようと考える確率がちょっと気になる。