ちょっと前に、こんなことを書いた。
アフリカなんかでは携帯電話とかスマホが普及しているそうだ。
掘っ立て小屋のようなところに太陽電池乗っけて充電しているらしい。
「一定の基地局を維持できれば、広域有線通信網の維持管理は不要」
「太陽電池があれば充電できるので、発電所や変電所の建設や広域送電網の維持管理が不要」
「『銀行』を維持する人口密度も治安の良さもなくても、電子決済ならスマホだけでOK」
と、いきなりスポンと定着している感がある。知識の移植は難しくても、プロダクトは簡単に定着するもんだな。
なんていうか、地方分権的な封建時代(の技術)→中央集権的な近代(の技術)→地方分権的(?)な未来(の技術)の、真ん中をすっ飛ばすのがLeapFrogの極意かもしれない。
化石燃料は、その確保は国家的な事業であり、貯蔵、運搬、元売り小売りと中央集権的なヒエラルキーが成立している(いるのか?)。中国の奥地では、ガソリンスタンドが無いためオートバイが発達してこなかったが、電気は通っているため、電気スクーターが人気だとか。まあ、中国なんで、石炭火力による発電かもしれないけど、これが自然エネルギー発電なら、Leap Frogの好例になったろう。