http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20160406_751985.html
http://global.shuttle.com/products/productsSpec?productId=1995
http://www.fastcorp.co.jp/product/shuttle/SZ170R8.html
幅216×高さ198×奥行き332mm
ベアボーンに定評があるShuttleのキューブ。通常は、5"ベイを装備するのだが、この機種では省かれており、その代わりに3.5"ベイを4つ備えている。最近の小型PCケースでは、ドライブベイは省略される方向にあり、フレームにネジ止されたパネルに固定するような実装が見られることが多く、珍しいタイプの設計である。大型GPUを装備するために幅方向に空きをつくる必要が発生し、仕方なく3.5"ベイに利用したなんてことはないだろう。
普通の小型mini-ITXケースだと、まず問題になるのが電源の位置であり、ドライブベイを犠牲にして電源を前置し、広いCPUファンのスペースを得るか、電源をマザボ上のオーバーハングし、広いドライブベイを獲得するかの二者択一となる。しかし、このSZ170R8では(Shuttleのキューブケースでは)、FlexATX電源という、薄い電源装置を利用しているため、側面に排除することに成功した。結果、ドライブベイ→CPU冷却装置 を一直線に障害なく並べることができ、良好なエアフローが期待できる。
ホットスワップ対応が必要な用途でなければ、良いソリューションじゃないかな。
そうそう。HPで探したが、2.5" ベイとかトレイは用意されていない模様。システム用のSSDは、M.2. SSDの利用が想定されているのかもしれない。ビデオカードを積まなければ、拡張カードスロット部を利用するステイ等を用いて 2.5" SSDや HDD を搭載することも可能だろう。3.5" ベイ用アクセサリを利用すれば2.5" ドライブが搭載できることは言うまでもない。