http://toyokeizai.net/articles/-/111066
売り上げは健闘している。主力の中古本やソフトメディアは、商品別の需給バランスを反映した値付けの導入や、「ヤフオク!」への出品効果が発現。期初計画の750億円を20億円上回る770億円となる見込みだ。
一方、費用面では人員確保を前倒しで進めたため、期初計画に比べ人員増強費が増えたほか、オンライン出品に伴う費用、新規事業の総合買い取り「ハグオール」の先行投資負担が発生。売り上げ増でもカバーしきれなかった。
問題は、「何でもリユース」への業態転換のカギとなる中古家電の買い取りが、計画どおり進んでいないことだ。
えー、特に理由は述べないが、情報化社会の浸透は均一ではなく、到来の早いところと遅いところがあった。そのへんの不均一なところのサヤ取りに成功したのがブックオフだけど、ITが末端にまで浸透し、大衆が、Webマンガを読み、気に入った本を電書で買うようになっていくと、ブックオフの意義がどんどん減っていく。「ソフトメディア」の、CDやDVD、ゲーム類もオンライン配信が増えていくだろう。