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ミサワる

「いやー、大変だったわー。トラック手配できないんで、軽トラに目一杯積み込んで高速ぶっ飛ばしてきたわー。ベイブリッジで横風に煽られて飛ぶかと思ったわー」
って自慢してきた。
いや、本当は、事前に注文を引張りあげて、充分な機材を手配し、余裕のあるスケジュールで工程を組み、そんで軽トラ料金じゃなくてトラック料金を請して、そんで自慢すべきなんだけど。あ、自慢になんねーか。

トラックが手配できないとき、必要なのは「軽トラ極限積み・軽トラ曲芸運転の技術」じゃなくて、「切羽詰まった時になんとか機材を手配できるコネ」なんだよな本当は。

※比喩の話です。もちろん、「目一杯」は積載限度目一杯、「ぶっ飛ばす」は制限速度一杯ぶっとばすの意味ですです。

貸し倒れ

向こうまで作業に出掛けて、「こっちに持ってこさせる手間を省いたんだから、一つ貸しな」と思いながら帰る。出張整備（みたいな何か）のためにまとめた機材を片付けていると、「別件も見てもらいたいから来いや！」と連絡が。
こちらでは貸しのつもりだったが、向こうから見ると丸めた尻尾だったんだな。