http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-94c2.html
仮に、クラッチを切った状況でバスを運転していたとするなら、その理由は何か。
考えられるのは、ガソリンの節約である。
下り坂でクラッチを切ると、重力でバスは速い速度で走行する。
しかし、下るエネルギーは重力であるから、ガソリンはほとんど消費しない。
アイドリングの状況と変わらぬ程度しかガソリンを消費しないのである。
人気ブログランキングへこれはあくまでも仮説であるが、運転手に対する支払いが、高速道路代、ガソリン代込みで支払われていたとするとどうか。
運転手は高速道路代とガソリン代を節約すればするほど、自己の収入が増えることになる。
このようなシステムが採用されているなら、
走行が楽な高速道路を選択せずに、一般道路を選択すること
も
下り坂でクラッチを切って運転することも考えられることになる。
あくまでも仮説にすぎないが、このバス会社の運転手への支払い方式をチェックしてみる必要はあると思われる。
最近の乗用車は、エンジンブレーキ時には「ヒューエルカット」などと称して、燃料供給を停止する仕組みになっているらしい。
http://www.nenpikoujyou.com/nenpi/gensoku.htm
なので、下り坂でニュートラル+フットブレーキ より、エンブレの方が燃料消費は僅かながら少なくなる筈。
もちろん、これは、最近の乗用車の話なので大型バスでも同じなのかどうかは定かではない。そして、「運転手がそう思い込んでニュートラル+フットブレーキ運用をしていた」可能性を排除するものではない。