エレベーターの脱出穴

 創作ではエレベーターに脱出穴があり、主人公はそれを使って危機から逃れたり、敵を奇襲したりする。 が、普通、エレベータに乗って天井を見上げても脱出穴はついていない。テロリストに襲われたときにどうするんだ。
 それについて、こんな話を目にしたことがある。もちろん、真偽は不明だ。


むかし、エレベーターの天井にはハッチが付いていたのだが、エレベータが故障したり止まったりしたときに、そこから出ようとして事故に遭うケースが多発したらしい。黙って乗っていれば、そのうち救助がくるのだが、変に出ようとすると転落して、より酷い事故になると。


待っていても救助が期待できない、東北関東東海近畿を同時に襲う超巨大大地震が来たらどうする、と思わなくもないが、そうすると杞憂野郎とホリエモンに言われそうではある。自動車のシートベルトも同様で、「クルマが事故に遭ったが、シートベルトをしていなかったため車外に放出され、そして偶然芝生の草地に着地したため重傷を免れた。クルマは事故と同時に爆発を起こし、車内に残っていたら即死だった」というケースも考えられるけど、シートベルト装着をオススメします。


 尖閣ビデオ問題で、ふと連想。