AHA-154xシリーズの人気

にもかかわらずAHA-154xシリーズが人気だったのは、今思うと不思議な話だが、AdaptecDOS/Windows上の標準SCSI API(ASPI)の開発元だったことも、プラスに作用していたのだろう。また、1990年代の半ばあたりまで、BIOSの制約によりATA/IDEのHDDには、容量528MBの壁(BIOSIDEインターフェイスによるもの)があり、大容量HDDを利用したいユーザーは、SCSIを利用せざるを得なかった、ということも人気の裏にはあったハズだ。この壁を超えるものとして登場してきたのがEnhanced IDEだが、当初は互換性問題も多く、SCSIの方が無難な時代もあった。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20100816_387393.html

 当時、SCSI以外のI/Fというと、シリアルとかパラレルとかGP-IB?(使ったことない)程度だったような気がする。
 あと、MacintoshSCSIが標準でもあった。
 すると、スキャナとかMOとか、SCSIが多かった。パラレル接続のものもあったが、速度が恐ろしそうではある。でまあ、マニュアルにはAdaptecのI/Fが指定されていたり。それと、まあ、いつ頃までだったかな、CD-Rの書き込みには高いwマシンパワーが必要であり、SCSI-HDDにSCSI-CD-Rを繋いだ、焼き専用マシンというのが存在していた時代もあたかも。Burn-proofなんていう言葉が脳裏を過ぎったぞ。