名画と教師と生徒

こんな小話を目にしたことがある。


教師が、ミレーの「落穂拾い 」を生徒に見せ、構図や色調、表現を説明していた。
ある生徒曰く、「先生、ミレーは、そんなこと知らなかったと思うよ」
教師答えて曰く、「ミレーは、そんなこと知らなくても名画を書けた。しかし、ミレーならざる我々は、ミレーの技を学問として学ぶことで、ミレーに近づくのだ」


割と好きなお話だけど、
「全身で感じろ!言葉は要らない!!」みたいなのが好きな人もいるし、「とにかく、ヒトを感動させる作品をつくれ。技術なんてどうでもいい。」みたいなのが好きな人もいるし、まあ、人それぞれ。