ホリエモンのシンガポール礼賛

日本に比べれば超格差社会である。しかし格差の下層部に居る人たちが豊かな暮らしを出来ていないわけではない。生活する上で大事な食。シンガポールには沢山のホーカーズと呼ばれる屋台コンプレックスが存在し、格安で食事を楽しめる仕組みになっている。もちろん都心部には東京並みの高級レストランも存在し、ブランドショップが林立している。たったあれだけの面積に格差社会が詰め込まれている。

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10352470320.html

屋台で飯を食えれば、低所得者もOK、という説。しかし、格安屋台を実現するためには、屋台経営者の低廉な人件費が前提だけど、衣食住の価格は如何ほどかしら。

あと、飯は「安い屋台があれば」自由意思で選択することが可能だけれど、自由選択と言い難い場合、例えば疾病はどうなんだろう。

一部に公的保険はあるものの基本的に民間保険中心で、市場原理と個人の選択を重視した国です。アメリカの左隣には、国民も国も「健康は自己責任」という強い価値観をもつシンガポール。医療貯蓄口座(MSA)などはその価値観が具現化したものでしょう

http://hpij.exblog.jp/9470501/

 アメリカ程ではないけれど、かなり市場主義らしい。


医療貯蓄口座(MSA)の仕組み
http://retz.seesaa.net/article/111818410.html


低所得者がMSAを使いきったとき、どういう状況になるのかが気になる。

世界でも最高水準と言われる医療システムを誇る。政府が管掌する公的病院と自由診療の民間病院が存在するが、公的病院は政府により、誰もが安心して受診できるような安価な診療費が設定されている。またサービスの質を落とさぬよう、病院の運営組織は地域別に2分割され、競争原理が働くよう考慮されている。また同じ診療でも、永住権を持たない滞在者には高めの費用が設定され、国民に還元される仕組みになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB