優越感ゲーム

 実需と仮需、みたいなものかな。
 たぶん、人間には信じる何かと、優越している何かの、できれば両方を持つほうが安定し、持たないと不安を感じるような実装がされている存在なのだ。たぶんね。
 で、大家族:部族制は、その両方を確保するのに便利な存在ではある*1
 でまあ、実装された優越本能を昇華させるための、安価な代償行動が優越感ゲームと呼ばれ、社会階層の移動のような実装を伴わず、細かな知識やシンボルの誇示、などなどで実施される現象を示すのだろう。

不愉快さの価値

http://japan.cnet.com/blog/trans/today/2009/09/08/entry_27024797/
この文章を眺めている、賢明な諸氏であれば、PCのメモリ増設に伴うトラブルの頻度はご存知だと思う。
信頼できるメモリを、定格の範囲内で使用していれば、メモリ増設で重大なトラブルに至ることは稀である。


だけどまあ、システムが不調になり、査問会に立たされて「君、純正でないハードウエアに改造しているそうだが、それがトラブルの原因ではないのかね?」「いや、メモリで(↑のような話)」「ではなぜ不調なのかね」と言われると困る。サラリーマンなら、そんな状況になりたくない。


で、さらに下に、あっちでは勝手にボード増設、こっちでは勝手にアプリやらユーティリティーが入ったシステムが放り投げられたりするオチだったりしてw

*1:たぶん、逆