総論賛成、各論反対

 だいたい、革新とか言っても、旧来、よい点と悪い点が(60:40)の政策を、(80:20)にするだけだったりする。そして、ゆっくりしていってね!な改善が、40のネガを35に減らすことによって、(65:35)とカイゼンするのに対して、革新的な政策は、いままで無かったところに、20のネガを直撃させちゃったりする。
 まあ、総論賛成各論反対だと、ジリ貧になることも多いけど、それでもなお、痛みを伴う政策に反対するかどうかは、全体のパイを広げて、ネガを小さくするとか、別の施策でネガを解消するとか、そういう信頼が施策者、提案者にあるかどうかだと思う。論理的に整合性があっても、痛みは祟りだと思って耐え忍べ、とか、政策実施に伴う不利益は、自分の構想には「関係ない」という提案者の提案は受け入れ難いな。