臭いものはなぜ臭い

http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20080826/1219721358


世間には、イタイイタイと泣いていると、
「痛みなんて相対的なもんだろ?痛いと思うから痛いんだ。心頭滅却火自涼。(哲学者の名前が続くが略)」
と嘲笑し、それでいながら自動車が近づくと慌てて飛びのき、
「あぶねぇなぁ、バカヤロー」
と叫ぶ人がいるとか。
いないよね?


さて、鼻の粘膜(←不正確な表現)と、化学的に相互作用する物質は、その作用の大きさに比して刺激を与える。
それでいうと、酸素こそが最も「臭い」ことになるが、それは慣れたらしい。
そして、その刺激の快不快には、教育というか、好みというか、そういうのはある。


ただ、好みの差があるからといって、刺激の大小を無視するのは、哲学っぽくていいですね。


NとかSとかが付いた、芳香族な物質の不快感は、肉の腐敗と結びついた生得的なもの、という説もあたかも。もちろん、醗酵食物のような、臭いけど美味しい、という例があるので単一ベクトルで語るべきではないかもだけど。