ハンドルを切るということ

 政策は、目的地(≠天竺とは限らない)に到着することを目的とするべきで、右に(左に)ハンドルを切ればいいというものではない。
 右に切りすぎると中央分離帯にぶつかり、往々にして大型ダンプとぶつかり、左に切りすぎると崖下に転落する。
 理想、とまでは言わなくても、そこそこ有用なモデルを提示し、そこに向かうよう進路を修正する、そんなやり方が好ましい。
 「この先右折するから右車線へ」
 「右折車が止まっているから左車線へ」
 そうじゃなくて、
 「右右!」「危ない左左!!」
 みたいに叫ぶのは、なんだかな、と思う。


 「いったん、左にハンドルを切ると、進路は左に進む。すると、ハンドルは左に切れているのでもっと左に進む。以上により、ちょっとでもハンドルを左に切ると、車は真横を向いてしまい、壁に激突することになる。よって、ハンドルを左に切ってはいけない」
 なんていうのは論外だが。

根性論・精神論

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51304949.html
 成功した人は、概ね根性があったか、そう観測される行為をしている。
 だからといって、誰でも根性をいれれば成功するとは限らず*1、また、根性を入れて課題を達成したとしても、評価されるとは限らない。
 そんなミスマッチ。


 参考:「要は、勇気がないんでしょ?

*1:それは、根性が足りない、といわれる可能性は大