人道マンを呼ぶには無防備力が必要か

非人道的兵器を持つワルイ子のところには、人道マンは助けに来ず、非人道的兵器を捨てた良い子には、怪獣がやってくると人道マンがデカルトビームで追い払ってくれるらしい。

1974年1月19日南ベトナム軍と交戦し、20日に西沙群島を占領した。中国は、ミグ21及びミグ23の戦闘機4機、コマ級ミサイル艇3隻を投入して上陸作戦を支援した。スティック・ミサイルで南ベトナム軍の掃海艇を撃沈した。
 1988年3月13日中国軍艦艇9隻が南沙群島赤瓜礁ベトナム海軍輸送船2隻、揚陸艦1隻と交戦し、3隻を撃沈し、ベトナム兵72名を殺し、9名を捕虜とし、シントン諸島のガクマ岩礁を占領した。

http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/51183165.html

たとえば、米軍が1992年にフィリピンから撤退するや、
フィリピン領有のミスチーフ環礁に進出。
たちまち建造物を建ててしまう。

特にフィリピンの場合は
ASEAN諸国の間では軍事力が貧弱なため
中国に狙われやすいと言える。
米国が基地を持っている間はどうにかなったが、
撤退するや、すぐに中国が虚を突いてくる。

これに懲りたかフィリピンは
1999年に米比訪問部隊協定を締結し、
米軍との共同演習が再開された。
また、2003年には米国と相互補給支援協定を締結した。

http://kei-liberty.mo-blog.jp/taihikinsi/2006/03/post_3e01.html

米軍を追い払い、無防備力を増強しても、まだまだ無防備力不足だったためか、他国の進出wを招いたようです。


なにか悪いことが起こると、「まだまだ無防備力が足りません」というのは、なんか壷売りみたいですね。

追記

これでは、大手は不参加の状態で、中小の自動車メーカーだけが排ガス規制をやるようなものであり、どれだけ実効性があるか疑わしい。ヘタをすると、真面目に参加してクラスター爆弾を廃棄した国が馬鹿をみて、不参加を決め込んだ国がいい思いをする、なんてことになりかねない。

http://www.kojii.net/opinion/col080602.html

 それなんて京都議定書


ちょっと追記

 どのような兵装を持つか、というのはバランスの問題(←マジックワード)で、正面装備に100、兵站や輸送の護衛に0、という配分だと、護衛の無い輸送船は敵潜水艦に沈められ、弾切れ、食料不足になり、チフスにかかって餓死か病死。100のはずの兵力が30とか20になる。そんな結果になるかもしれない。それなら、正面装備に70、兵站や輸送の護衛に30の方が、合理的かもしれない。だからといって、正面装備に10、輸送の護衛に90で、敵と戦うことが可能なのかどうかは定かではない。
 で、島嶼防衛線に限って、対艦船装備100、対上陸部隊装備0、だとすると、上陸されれば敵勢力は目的を達することになる。敵が限定的な優勢を得て、敵上陸艇が接岸しても、それを叩く装備を自軍が保有していれば、敵を水際で撃退できるかもしれない。そのために有用な装備の一つが爆雷であり、クラスタ爆弾だ。自軍が、自動小銃と機関銃、それに通常型爆弾しか保有しない場合と比較して、地雷とクラスタ爆弾(弾頭)があれば、敵はより大きな犠牲を覚悟する必要がある。フォワードががんばれば、ディフェンダーは要らない、という話にはならないだろう。


 まあ、受動態が好きな人達的には、省略された主語に相当する人物が解決してくれることになるのかな。

 

あと、再掲になるが


"軍略⊆戦略⊆政略"

この人(注:サダト)がもし暗殺されず、またラビンも暗殺されずにいたとしたら、今の中東はずっと平和だったかも知れない。双方とも卓越した軍事指導者であり、それでいてノーベル平和賞受賞者であり、そして自国の原理主義者に暗殺されている。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50177433.html

 どのような兵器を持つか、というのは軍略に属し、戦略、さらには政略に従属する。かもしれない。
 ただ、兵力の多寡が政略に影響を及ぼすことはいうまでもないと思う。