http://d.hatena.ne.jp/./kaien/20080523/p1
愛とは、愛の数だけ存在するので、「いちがいにはいえない」筈。
などと、いちがいにはいえない論法を使ってみても読者は面白くないのでしない。
さて、ボクが考えるスバラシイ愛の形は、
自立した個人同士が、相手が自立した他者であることを認識し、他者であることを尊重しあう、という風味です。
人間性の一部分を共有する、そんな雰囲気。
依存と庇護、錯覚と偽り、そういう関係もいいのですが、継続性に劣るかもしれません。
で、これは定義上、自立していないと、自尊が達成されていないと、樹立困難です。
可愛い女の子であれば、依存に対し、庇護する異性に困らないかもしれませんが、そうでない場合はそうではないでしょう。
結果、奪いすぎても、もしくは押し付けすぎても潰れない架空の人物に自己を仮託するのは合理的かもしれません。
さて、氏は、最近、作品が重版されるようになり、作家としての自身がついてきたようです。痛いことを叫ぶトリックスター、トリックスターの書いた色物作品、そんな状況から脱しつつあります*1。自己評価を高めた氏が、他者*2と継続的な関係を結び、先輩は俺の嫁、と叫ぶのを止める日を楽しみにしています。
そうしたら先(以下略