http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/si-no/20080429/1209483371
無能な外交官を歓待せよ。という言葉を先日、はてなブックマーク上で見た。
「交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060401
交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。
そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。
そしてやがては滅ぶ」
さて、日本では、中小企業が新技術で特許を取っても、大企業がよってたかって圧力を掛け、自分のものにしてしまうと。
特許制度、司法制度、そして国家運営の違いもあるだろうけど、産業の育成を阻害するには、有能な者を歓待しない、だけでなく、無能なものを重用するだけで十分なのかもしれない。
ゲームと、オタクコンテンツがそれなりに発展したのは、「国家の保護が無かったから」という説も、そういう意味では同意。もし、国家の保護があれば、良質な(未定義)作品を制作する人間でなくて、補助金を獲得できる人間が重用されるようになり、雑誌とかゲームが、補助金を獲得した作家・チームで占められるようになり、みたいな状況になっていたかもしれない。