ゾーニングの話

音楽の主題にはあらゆるものが含まれる。


愛、恋、悩み、憎しみ、辛さ、喜び、悦び、そうしたもののうち、歌ってはいけない主題というのが他者に指定されるというのは、果たしてよいことなんだろうか?

http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/20080124/1201205569

 主題は指定しないが、実装は指摘の対象になると思われる。あと、歌ってはいけないとは思わないが、歌う場所と相手は気をつけたほうがいいかもしれない。



 音楽でも、映像表現でも、政治的に安全なものから、そうでないものまで沢山ある。
 極論を言えば、顔をベールで隠していない成人女性は猥褻だ、という意見もあるだろうし、夫婦と子供が仲良くしているだけで殺意を抱くような人もいるだろう。じゃあ、禁止すべきか、というと、どうかなぁと思う。
 一方、映画やドラマでは、毛布を掛けてキャッキャウフフなシーンが出現することがあり、また、雑誌ではヘアヌードが掲載されている。この辺が一つの境界かな。それ以上の製作物が、書店やビデオ屋で売られ、さらに、食事中には観たくないような作品も、流通しているらしい。そういうものは、街頭テレビや、日中のテレビでは流して欲しくないなと思う。
 ということで、もちろん撮影時に出演者の人権が護られていることが前提だけど、一定以上の作品は、ゾーニングを行った方が皆の幸せになるのではないかと思っている。「成人女性の顔を映したNHKの朝の連続ドラマと、スナッフビデオの間に、明確で科学的な線引きができるのか」という、不良少女な問いかけには、面倒なので答えない。

例として、ハルヒシリーズは北米(DVD)13+ 豪州(DVD)MA-15(=PG-15) 韓国(TV)PG-15 台湾(TV,カット有)保護級(=R-6かつPG-12 DVDはRatingなし)
それで特に大きな問題は発生したと聞くことはないですし、作品の1つの指標としても先にあげたミスチョイスの問題を防ぐにもレーティングを導入することは有益かと。

http://d.hatena.ne.jp/crimsonstarroad/20080105/1199491451