コミュニケーション・カードゲーム

 な文章を見た。
 コミュニケーションの失敗は、短絡的に失敗者の人格否定*1に繋がりかねないが、話題をカードで表すことで、「人間性の欠如」のような人格の問題ではなく、話題の不足のような、外在的な、スキルの問題として扱うことができる、という点で面白いものだった。


 ただ、概ねカードゲームでは、カードの強さはカードに印刷された通りで、ほぼ一意に決まっている*2。が、コミュニケーション・カードゲームでは、ルールによって、カードの順位が変わってくる。トランプで、ゲームによってはAが強く、ルールによっては2が強かったりするように。あと、同じカードでも、プレイヤーによって強さが変わってくる。という意味では、カードゲームというより株式ゲームみたいなものか。


 仲良しグループは、コミュニケーション株を持ち寄って、株価を保っているの。安い株を抱えると、自分の株価が下がるので、排除するか、食い物にして自分の業績を上げる。普段昼休み、お互いにコミュニケーション株を売買しあって、値段を調整し、売買高を上げるの。コミュニケーション株は、上場して売買されないと、値段がつかないので取引の対象にならず、時価総額が算出されず、資金調達ができず以下悪循環。
 自信をもて、というのは、換言すれば積極的に投資せよ、ということなのだけど、自己資金がないとなかなかね。

*1:これ、マジックワード

*2:追加パックでどんどん強いのを出す商法は考えないでおく