"日本の常識と世界の常識"

そして最大の違いは、財界が拒絶する資本市場のグローバル化こそ日本経済の最大の課題であり、チャンスだと外人が強調することだ。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/2f40da0bebc84f7be56637d216a66625

しかし外資を「ハゲタカ」ときらい、財界が企業買収を妨害する法改正を陳情し、投資ファンドを「額に汗して働く人の味方」が逮捕する日本では、彼らの常識はとても非常識に見える。

 外資が入ると、ルノーが入った日産のように、工場閉鎖・下請け切捨て・従業員の解雇、が相次ぐだろうな。もちろん、ルノーが入らなかったら、日産は倒産し、下請け切捨てどころではなくて、売掛金の回収が出来ずに連鎖倒産とか、解雇どころか退職金も一部しか出ないとか、そんな話になっていたかも。
 江戸時代末期の鎖国とおんなじで、鎖国していれば域内のコミュニケーションコストは低下するし、自国の価値観をグローバルな価値観と対立させる面倒も無い。でも、江戸幕府があと100年続いていたとしても、ラオスとかビルマみたいな国にしかなれなかっただろうな。