問題の問題の問題の問題

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20060627/105176/

まだ問題視されてるだけマシだよね.

これまで多くの医師は大学の卒業とともに大学医局に入り、教授の指示の下、医局の影響下にある病院を回ったり、留学したりしてきた。へき地など労働条件の悪い地域に赴任する医師を確保できたのも、次の赴任先として条件の良い病院を用意するなどの“にんじん”をぶら下げることができたからだ。

しかし、2000年頃から病床数の制限などにより、中堅層以上の医師に対して医局が十分な病院のポストを用意できなくなり、求心力は低下してきた。

えーっと,要するに

新入社員の頃は安月給でこき使われるけど,将来はみんな管理職に昇進して,一度そうなれば辛い仕事は若い連中に押し付けた上に給料もガッポガッポともらえる」というニンジンをぶら下げていた.でも実際には右肩上がりの急成長の時代が終わるとポストもそう増えなくなり,「管理職に昇進してボロ儲け」というネズミ講まがいの年功序列モデルも崩壊した.

ということかな?

どこの世界も同じだね.医師の世界に限った話じゃない.--http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20060628#p1

今更の営業不要論

http://www.mars.dti.ne.jp/~hirok/xp/col/046.html

メモ.

傍目から見たら馬鹿としか思えないこんな図式が、完全にバランスを失ってしまったばかりに通用してしまうんですな。ここまで来てしまうともうやりたい放題確定です。納期遅れようが品質ガタガタだろうが、デスマーチになろうが死人がでようが、彼等にとっては「予算上げてもらう口実ができた」と喜ばれるだけですから。もちろん責任は開発に全丸投げした上で、おいしいところだけとことんかっさらって客の前からトンズラ〜。

 ぶっちゃけ、自分にとって医療問題の問題は、ネットのあちこちで論争が起こり、見ていて心が痛むことだ。有益な議論であれば推奨されるべきだし、その結論を投票行動に生かせば、世界は少しよくなる筈だ。ただ、医療サイドが「患者」を攻撃し、患者サイドが「攻撃する医師の倫理性」を攻撃するやり取りは、みんな議論好きだなぁ、と傍観するには痛すぎる。
 というわけで、医療も営業とか管理者とかに分かれて、医者側も「患者がどうこう」と嫌味をいわず、病院営業に文句を言い、とりあえず、患者側も現場担当者じゃなくて、営業に文句をいうようにしておけば、双方苛立ちも少なめになるんじゃないかなと思うのだ。なんていうか、ライン担当者の隣に電話機がついていて、客の苦情がそこに入る。担当者はラインを止めて応対するので電話が長引くとイライラし、担当者がイライラすると苦情を入れた人間もイライラし…みたいな。