「本当のところは誰にもわからない」論理

http://blog.goo.ne.jp/rice-addict/e/58c94fdf7c1fbe94e5056dabfc2258a2

食べ物についての基本的な考え方として

・人間が生きていくのにどんな栄養素がどれだけ必要かは誰にもわかっていない
・したがって、栄養素だけを元にした「栄養のバランス」にこだわっても意味がない
・それよりも、日本人は独自の食事で長い間健康にやってきたという実績があるのであるから、日本の伝統的な食文化をベースにした食生活を心がけるべきである

と主張されているところにもマクロビオティックと通じるものがあるように思います。

不可知論→任意の命題の肯定、というコンビネーションの良い見本。
たとえば
「安全運転をしていても、事故にあうことだってある」→「スピード出したって同じだ」
「科学がすべてを説明できるわけではない」→「ヒトは(中略)が造られた」 
というふうに使われる。

・人間が生きていくために必要とされる栄養素は、大体分かっている。
(栄養学の本に書いてある)
 それを摂取すれば、100万年老化せず銃弾にも負けないわけじゃない。でも、逸脱すると不健康になる。
・日本人が独自の食事で「長い間」健康にやってきたのか?平均寿命って昔のほうが長かったのか?


 と、突っ込みたくなる。


 クマークマー。


 タバコを吸って脂肪と塩をどっちゃり摂取して、こんな食事を取らなきゃならないのは政府の無策だ。タバコより自動車が。と嘯くのが正しい態度なのかな。