日記の断片:萌え絵の「発達」

 画材、特に近世ではCG機材の進歩が関連しているのではないかと思っている。
 紙とインクから、スクリーントーン、カラートーン、セル塗り、640x400、16色(4096色中?)、インデックスカラーからフルカラー、筆圧感知タブレットによる水彩などのタッチを持った塗り。この辺は、絵の人なら知っているとおもうのだけどWebでは相関に言及した文章を発見できず。

追記:
http://blog.goo.ne.jp/kamimagi/e/f3bbbfe3fb540975d4de340b09f2a752

 ただ、ツールの進化(具体的にはフォトショの大衆化)によって誰もが簡単に色を出力できるよーになると
 誰もがCGに参入できるようになった。
 例えば、昔のCGの塗り方は知らないけど、やたらとデッサン力のある美大とかに行ってたような連中とか、アニメーターとかが参入してくるようになってきたわけだ。

 えーと、「クリエーターの頭の中にイデアルなイメージがあって、それを手持ちの手法で表現したのがアウトプットの絵である」という仮説をつくってみて、それに対抗する「表現手法が、キャラクター(絵柄)に制限を加える」もしくは「表現手法によって、このまれる絵柄に影響を与える」という仮説をつくってみていたりする。仮説の真偽はともあれ、技術の変遷と絵柄の変遷を併置できると面白いんだけど。どうみても自分の領分ではありません。h(ry
 2D格闘(などのアクションゲーム)で、少ないドットで手足の動きを派手に見せるため、付加物をつけていたのが萌え要素の起源「の一つ」という仮説を持っている(古くはミキマウスのグローブとか)。

さらに追記
http://d.hatena.ne.jp/ryoko_komachi/20051228
上記エントリーのコメントより、面白い情報が。

http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1127359906/l50

651 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:2005/12/24(土) 03:12:23 gir7zUS9
エロゲ塗りに限らず、最近の絵の色調、塗り方の流行りって
フォトショップの影響が大だよね。当然と言えば当然だけど。
紫や緑系の影を入れたりパーツごとに主線の色を変えたり
塗り終えた後にカラーバランスを変えて青味がけたり
そういうアナログだと時間やセンスが必要だった部分が比較的簡単に出来るようになって、
さらに技法がネットやハウツー本で紹介され誰でも出来るようになった・・と。
どっかの絵からスポイトで取ってきたかのような
もとはめためたなのに配色センスはべらぼうに良い絵とか見ると
フォトショップの功罪だなあと思うよ。


652 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:2005/12/24(土) 03:50:44 gitjZSDB
フォトショップは誰でも簡単にきれいに塗れるのがいいが、
誰が塗っても似たような塗りになるのが良さであり欠点で有るな。
もちろん個性も出せるがそれには、それなりの経験や技術がいるし。
写真のレタッチソフトだからそうなるんだろうけど、
フォトショップ使って世界で初めて絵を描いた人がすごいよw


653 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:2005/12/24(土) 04:40:15 DuxxySc6
色塗り手順を公開しているので、色調とかを変える機能に凄い頼っているのを見て
ホント便利になったなーと感じた事があるなー。
厚塗りも増えたよね。これはペインターとかオエビの影響かな。
アナログでも厚塗りの人はいたけどさ。


http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1062979967/l50

156 名前:スペースNo.な-74 投稿日:03/10/23 13:33
ヲタ1年目 323甘露 と 中村の区別が付く
ヲタ2年目 全ての区別が付く
ヲタ3年目 池上信者になる

now being

 と、ギャグはともかくこのスレの700番後半くらいから。