"ニートとレクサス"

http://blog.livedoor.jp/shaberibar/archives/50106257.html

 で、レクサスである。オレは本日、ニートみたいな格好をしてレクサスの販売店へ行った。ビリビリに破れたジージャン、下は白いボタンダウンのシャツ。黒のジーパン。しかも風呂には4日間入っていないのでフケが少しあるし、ヒゲも伸びている。多少の悪臭も発していたはず。

 ここまでいけば、ニート歴10年のベテランニートにしか見えないだろう。

 だが、そのコンサルタントの対応はとにかく完璧だった。オレはここ数年で一番気持ちの良いサービスを受けたのである。

 いつも同じ格好であちこちうろついているけれど、日比谷公園の向かいのホテルも、サービス日本一の温泉旅館も、日本橋エルメスも新宿のヴィトンも、普通に応対されていたな。ユニクロ無印良品の黒い綿のズボン(十着はあるか?)、ユニクロ無印良品コムサ廉価版かアニエスbの黒い長袖のニット(十着以上ある)、ビルケンかクラークスの黒い靴。エルメスの店内で、秋葉原帰りの自分と、ゴルフ帰りの土建業者っぽい人たちと、みな懇切丁寧に接客する店員をみて、ちょっぴりセレブな店は、客の服じゃなくって、客の与信枠を見るように教育されているんじゃないかな、と思った。