ラノベが夕暮れなら

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1020595956/368

http://crekin.net/syuppan/syuppan4.htm
 詩の賞はマイナーであり、詩の芥川賞と呼ばれる「H詩賞」も一般にはあまり知られていない。他にも有名詩人の名がついた賞が
数多く存在する。「高見順賞」「中原中也賞」「小野十三郎賞」などだが、これらの賞は一冊の詩集に対して与えられる。
 ある詩集の初版部数は350冊だった。定価は2000円ほど。詩集の刷り部数というのは300にするか500にするかというラインで悩む。
「ばーんと1万冊刷ってしまおう」なんて発想自体ありえないのである。
 その詩集がある賞を受賞した。誰でも知っている詩人の名がついた賞だ。すぐさま増刷が決定した。
 増刷数はなんと350冊。
 げんなりする部数である。著者が一番驚いたに違いない。
 小説で大きな賞を受賞すれば部数は万単位で膨れ上がる。一回の増刷でも5000冊は固いだろう。それが詩では350。この差が詩集の現状を物語っている。

 

 社にもよるが、実績無い新人かつ買い切りだと、モノクロの挿絵は基本が一枚5,000円〜8,000円。
 表紙や口絵はもう少し色がつく(当然だが、ここいらは実力と編集のプッシュ次第で変わる)。

 で、ここから10%程が税他で引かれる。